
たこ焼き店「くれおーる」が6月9日から、2025年大阪・関西万博のORA外食パビリオン「宴~UTAGE」に期間限定で出店する。運営はくれおーる(中央区)。
大阪を中心にたこ焼き店、お好み焼き店、居酒屋などの飲食店を展開する同社。今回の出店に向け、たこ焼きを青い地球に見立てた新商品「ガイヤたこ焼き」(8個1,000円)を開発した。青色の生地でたこ焼きを焼くと、青色が海に、茶色や緑色の焼き目が陸地のように見える。加西幸裕社長は「158の国と地域が集まり、平和を願う万博のテーマにぴったりな商品になった」と自信を見せる。
定番のたこ焼きもそろえる。ソース味、出汁醤油(だししょうゆ)味(以上、8個900円)、スダチを搾りトリュフ塩を添えた「トリュフ塩」(同990円)の3種類。トリュフ塩、めんたいこマヨネーズ、梅しその3種類を盛り合わせた揚げたこ焼き(9個1,200円)も用意する。
加西社長は「2017(平成29)年にカザフスタンのアスタナで開催された万博のジャパンナショナルデーに参加し、今回の万博の誘致活動も行ってきた。その後、新型コロナウイルスの影響で事業を続けられるかの瀬戸際まで追い込まれた時期もあった」と振り返り、「世界中の人に、大阪らしい遊び心のあるたこ焼きを味わってもらえれば」と話す。
営業時間は9時~21時。今月15日まで。