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北加賀屋で「すみのえアート・ビート」 巨大アヒル作品や体験型アートも

高さ9.5メートルのアート作品「ラバーダック」を展示する会場

高さ9.5メートルのアート作品「ラバーダック」を展示する会場

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 アートをテーマにしたイベント「すみのえアート・ビート2024」が11月10日、クリエイティブセンター大阪(大阪市住之江区北加賀屋4)と北加賀屋公園(同)で開催される。

北加賀屋公園に展示するアート作品

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 現在同施設が立つ名村造船所大阪工場跡地が2009(平成21)年、経済産業省の「近代化産業遺産」に認定されたことをきっかけに、「すみのえミュージックフェスタ」として始まったイベント。2013(平成25)年から名称を変更し、昨年は住之江区民を中心に約1万人が来場したという。15回目の今回は、クリエイティブセンター大阪に加え、北加賀屋公園でもアートを展示するなど会場を拡大して開催する。

 会場にはアート作品を展示。造船所跡地のドックには、同イベントに毎年登場するオランダ人アーティストのフロレンティン・ホフマンさんによる高さ9.5メートルの黄色いアヒル「ラバーダック」を浮かべる。北加賀屋公園には、アーティストの奥中章人さんによる風船アートの中に入ることができる幅・奥行き6メートル、高さ3.5メートルの体験型作品を展示する。

 造船所の倉庫をバックにロンドンバスを設置しアヒル形のドローンを飛ばすパフォーマンスや、約40店がフードやハンドメード作品などを販売するマルシェ「みんなのうえん祭」、造船所跡地の普段は立ち入ることができないエリアを巡るガイドツアー、大阪府立港南造形高校(南港東2)の生徒による体験型アート作品の展示などのコンテンツも用意。コミュニケーションアプリ「LINE」を活用しながら北加賀屋のスポット5カ所を巡るスタンプラリーも開催する。

 実行委員会の宇野好美さんは「初めて北加賀屋公園に会場を拡大しアートをこれまで以上に充実させている。北加賀屋エリアで同時開催するイベントと合わせて、町全体で楽しんでもらえれば」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行。

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