関西国際空港第1ターミナルの1階国際線・国内線到着フロアに10月11日、2025年大阪・関西万博に向けた観光PRブースが設置された。
空港を利用する国内外の旅行客に向けて、万博の機運醸成や西日本エリアの魅力発信を目的に設置した同ブース。関西2府8県の観光情報をデジタルマップ「Dig the LOCAL in KANSAI」と映像・音声・触覚で体験できるNTTの研究技術「バイブロスケープ(触覚風景)」で紹介する。
国土交通省近畿運輸局、関西エアポート、一般社団法人関西観光本部、一般社団法人関西イノベーションセンターらが運営する。
デジタルマップ「Dig the LOCAL in KANSAI」は、関西2府8県の観光スポットやイベント情報などをイラストマップで紹介する。「バイブロスケープ(触覚風景)」は、スピーカーの音、モニターの映像、足元の振動提示装置の振動の3つを通して観光を疑似体験できる装置。和歌山・那智勝浦、山口・秋吉台、島根・石見神楽、徳島・かずら橋の4カ所の映像を流す。
11日に行われたオープニングセレモニーでは、万博公式キャラクター「ミャクミャク」と関西3空港の公式キャラクター「そらやん」が応援に駆け付けた。国土交通省近畿運輸局長の岩城宏幸さんは「ブース設置により関西各地の魅力を知って観光してもらい、地域活性化に結び付けたい」と話す。
万博閉幕の2025年10月31日まで設置予定。