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住吉公園に飲食店街「汐かけ横丁」 和カフェや居酒屋など16店並ぶ

住吉公園にオープンした「汐かけ横丁」

住吉公園にオープンした「汐かけ横丁」

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 飲食店街「住吉公園 汐(しお)かけ横丁」(大阪市住之江区浜口東1)が7月15日、住吉公園内にオープンした。

15店舗が軒を連ねる屋台棟

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 大阪府が、住吉公園の一部区域を民間事業者が整備運営する制度「Park-PFI」で選定した、リタウン(浪速区)とE-DESIGN(中央区)から成る共同事業体が運営する。住吉大社への参拝客や住吉公園の利用者などが立ち寄れる場所として、和カフェ「兎(うさぎ)茶や」と小規模飲食店15店舗からなる「屋台棟」を設ける。住吉公園の中央を東西に走る表参道「汐掛道(しおかけみち)」にあやかり、「汐かけ横丁」と名付けた。敷地面積は約450平方メートル。

 「汐掛道」に面する和カフェ「兎茶や」では、団子やかき氷など約20種類のフードを提供。看板メニュー「串はらい団子」は、熱した炭で焼き色を付けた串刺し団子。串を短く切って提供することで、「苦」と「死」を取り払うという意味も込める。みたらしや塩あんこ(以上380円)、ピスタチオ(450円)など単品のほか、備え付けの炭焼きセットで好みの焼き加減に調節できる「セルフ焼きセット」(3本900円~)も用意する。

 屋台棟には、43の応募から選ばれた15店舗が出店。各店舗とも、約7坪の店内にコの字型のカウンター8席を設ける。住之江区出身のプロレスラー・晴斗希さんがタコスと「プロレスちゃんこ」を提供する「Taco chan」、「南港病院」(住之江区北加賀屋1)が手作りのスパイスカレーを提供する「めばえキッチン 住吉公園店」、地元出身のオーナー・関美佐子さんが手がける「ホルモン ミサイル」など、住吉にゆかりのある人が営業する。

 リタウンの松本篤社長は「地元を盛り上げたいという思いを持った人々が出店している。地元の人や参拝客の憩いの場となることに加え、大阪で一番縁起の良いパワースポットとして盛り上げていきたい」と話す。

 営業時間は、兎茶や=11時~20時、屋台村=11時~21時(店舗により異なる)。水曜定休(一部店舗除く)。

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