展覧会「鉄道博2024」が1月6日から、大阪・南港のATC(大阪市住之江区南港北2)ITM棟2階「ATCギャラリー」で開催される。主催はテレビ大阪(中央区)。
2003(平成15)年に初開催し、今回で20回目。正月恒例のイベントとして、鉄道ファンやファミリー層の人気を得て、昨年は1万2346人が来場した。今回は、「Osaka Metro」「南海電鉄」など関西の鉄道会社8社を含む12社が参加。鉄道模型の展示のほか、体験イベント、鉄道グッズの販売を行う。
展示は、2015(平成17)年に引退した寝台特急「北斗星(ほくとせい)」、1880(明治13)年に米国から輸入された蒸気機関車「「辨慶号(べんけいごう)」などの大型鉄道模型を用意。神港学園高校(兵庫県神戸市)鉄道研究部が地元路線をテーマに鉄道模型や風景など制作したジオラマも展示する。欧州をイメージした街並みの中で、走行サウンドやSLの煙、照明などを再現した外国型の鉄道模型を走らせる「HOゲージ運転体験」(1回約5分、200円)、本物に似せた運転台で電車運転のシミュレーションができる「鉄道シミュレーター」(1回4~5分、200円)などが体験できるコーナーも用意する。
グッズは、Osaka Metroの車両「400系」をイメージしたペンケースや能勢電鉄の車両「7200系」の模型などを用意する。0系新幹線を模した箱にハンバーグやえびフライが入った駅弁やJR貨物コンテナをイメージした箱にすき焼きや鯛(たい)めしが入った駅弁も販売する。
期間中、ステージイベントも実施。阪急電鉄の館長や女子鉄アナウンサー久野知美さんによるトークショーや鉄道アイドルによるじゃんけん大会、2025年大阪・関西万博のクイズ大会などを行う。
同イベント事業局の後藤圭助さんは「さまざまなコンテンツを用意した。鉄道好きの子どもたちにも楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は10時~17時(最終入場は16時30分)。入場料は、大人(中学生以上)=1,200円子ども(3歳~小学生)=800円、2歳以下無料。1月8日まで。