展覧会「全プリキュア展 ~20th Anniversary Memories~」が10月1日、大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2)で始まった。主催は東映アニメーション(東京都中野区)。
2004(平成16)年から放送されているテレビアニメ「プリキュア」シリーズの放送開始20周年を記念する同展。第1作「ふたりはプリキュア」から現在放送中の「ひろがるスカイ!プリキュア」まで20シリーズを紹介する。今年2月の東京会場を皮切りに名古屋を巡回し、延べ10万人以上が来場した。大阪は3会場目となる。
会場は、6エリアで展開する。目玉は、クリエーティブディレクターの辻愛沙子さんがプロデュースした「ふたりはプリキュア」コーナー。自身が影響を受けたという同シリーズの世界観を、主人公の美墨なぎさと雪代ほのかの等身大コスチュームや、「自分を大切にして何がいけないのよ!」「ガムシャラになっている瞬間が好きなの!」など作中のセリフを記したカード型モニュメントなどで紹介する。
各キャラクターを担当した声優のサイン入りキャラクターイラストや原画、テレビシリーズの企画書など1000点以上の資料も展示する。このほか、75個のモニターで各キャラクターの変身シーンを流すシアターコーナー、歴代のプリキュア78人の等身大パネルが並ぶ、大阪会場から新たに登場したフォトスポットも用意する。
物販は、同展限定グッズを含め50種類以上をそろえる。同展限定グッズは、全79種類のキャラクターアクリルスタンド(1,540円)や同展ロゴをあしらったクリアポーチ(2,750円)、「ルピシア プリキュアオリジナルティー」(1,944円)など。
東映アニメーション企画部の露木志保さんは「家族連れや20代の女性を中心に、幅広い層が来場している。シリーズごとに異なるプリキュアの魅力を知ってもらえたら」と話す。
開催時間は13時~19時(土曜・日曜・祝日は10時開場、最終日は18時閉場)。入場料は、大人=2,500円、大学生=2,100円、3歳~高校生=1,500円、2歳以下無料。10月15日まで。