カフェ&ビアバー「NITO Coffee & Craft Beer CHIKKO(ニト コーヒー&クラフトビア チッコウ)」(大阪市港区築港1)が大阪メトロ大阪港駅近くにオープンして1カ月がたった。
バリスタ経験やクラフトビール専門店での勤務経験があるオーナーの阿部展和さんが、2019(平成31)年4月、大阪・堂島にオープンしたカフェ&ビアバーの2号店。全国各地から仕入れたコーヒーとクラフトビールを軽食やスイーツと共に提供する。
建物は2階建てで、店舗面積は約20坪。席数は、カウンター=8席、テーブル=12席。1階は、赤レンガの壁などアメリカンテイストの店内に、青色のカウンターと大型の焙煎(ばいせん)機を設置。2階には、白、黒、コンクリート調などシンプルな色合いの内装に、カウンターとテーブルとして使うトランクを設ける。
ドリンクはコーヒー10種類、ビール3種類などを用意。コーヒーは、国内の焙煎(ばいせん)所から仕入れたコーヒー豆を使う。在庫がなくなれば別の豆を使うため、時期によってラインアップが異なる。現在は、東京の「ONIBUS COFFEE」と名古屋の「TRUNK COFFEE」の豆を使ったアイスコーヒー(600円~)やエスプレッソマシンで作るカフェラテ(630円)などをそろえる。
クラフトビールは、「Barbaric WORKS」(神奈川県茅ケ崎市)の「ベルジャンIPA」や「箕面ビール」(大阪府箕面市)の「W-IPA」(以上900円~)などをサーバーから注いで提供する。「ローンウルフ ドライジン」や「オピア スパイス ドライジン」(以上1,100円)などジンを使ったアルコールドリンクもそろえる。
キャラメルソースとナッツがのったバニラアイスにエスプレッソをかけて食べる「アフォガート」(730円)やカモ肉とモッツァレラチーズを挟んだサンドイッチ(750円)などスイーツや軽食を用意。ブラウニーやマフィン(以上480円)、クッキー(380円)など手作りの焼き菓子も日替わりでそろえる。
阿部さんは「1号店はSNSで話題となり20~30代の利用が多いが、2号店は海遊館が近くにあることもあり観光客など幅広い層が来店する。こだわりのコーヒーとビールと共にゆったりとした時間を過ごしてもらえれば」と話す。