大阪・築港の「AKARENGA STEAK HOUSE(アカレンガステーキハウス)」(大阪市港区海岸通2)が9月1日から、「エシカルな」ブランド黒毛和牛「eビーフ」を使ったコース料理の提供を始めた。
1923(大正12)年に建てられた「大阪築港赤レンガ倉庫」をリノベーションした一角に2014(平成26)年12月、オープンした同店。北海道の畜産会社「北の牧場舎」(北海道)が牛の健康と環境に配慮し生産したブランド黒毛和牛「eビーフ」のステーキがメインのコース料理を期間限定で提供する。
「eビーフ」は、「エコロジーであること」「エコノミーであること」「エシカルであること」「笑顔になれること」の4点の生産ポリシーを基に、北海道産や十勝産の資源を100パーセント使った飼料を使い独自の方法で肥育された経産牛の肉。コースでは、丹波篠山のナラ、カシ、アベマキ、クヌギの4種類のまきで焼き上げて用意する。
メニューは、リブロースやフィレミニヨン、サーロインの「eビーフステーキ」3部位、「USDAプライムビーフのタタキ すだちのかおり」やシーザーサラダなど前菜5種類、「マンゴープリンと塩ミルクのアイス」や「ティラミス風クリームブリュレ」などデザート4種類から一つずつ選んでもらい、「AKARENGA 特製チーズブレッド」や日替わりの「料理長の一品」などとともに提供する。コース料金は2万2,000円。要事前予約。電話と公式ウェブサイトで受け付ける。
マネジャーの中川総司さんは「赤レンガが建って100年目を迎える今年、料理を楽しんでもらうことに加え、エシカルな行動を提案できる商品として用意している。『eビーフ』を食べて笑顔になってもらえたら」と話す。
提供時間は17時30分~22時30分。月曜定休。11月30日まで。