体験型イベント「『科学漫画サバイバル』シリーズ 絶体絶命!? キミたちのサバイバル」が現在、大阪南港ATCホール(大阪市住之江区南港北2)で開催されている。主催は朝日新聞出版やイベント制作会社のドリームスタジオなどでつくるキミたちのサバイバル実行委員会。
「科学漫画サバイバル」は、2008年(平成20)年2月の第1作以来30シリーズ以上を出版し、累計発行部数1350万部を超える学習漫画シリーズ。災害や生き物、宇宙などシリーズごとにテーマを変え、子どもたちが科学の知識やサバイバル術でハプニングを乗り越える様子を描く。
会場には、地震やナイトサファリ、飛行機など10シリーズの世界観を体験してもらうコンテンツを解説パネルと共に設置。目玉は、口の中のボタンを押すと風を噴射する仕掛けを施したワニのオブジェや高さ約6メートルのゴリラのオブジェを展示する「ナイトサファリのサバイバル」。不時着した飛行機から脱出するという設定で、高さ約3.2メートルのスライダーを滑る「飛行機のサバイバル」や壁に映る昆虫にボールをぶつけるVR技術を使った展示も用意する。
物販エリアでは、同漫画のキャラクターを描いた缶バッジ(300円)やボールペン(500円)のほか、ホイッスルやLEDライトなど防災グッズ5点をそろえたセット(1,500円)を用意する。
ドリームスタジオの寺本佳世子さんは「楽しく遊びながら、防災やサバイバルの知識を学べるイベントになっている。子どもたちの夏休みの思い出になれば」と話す。
開場時間は9時30分~16時30分。入場料は、一般=1,800円、3歳~中学生=900円、2歳以下=無料。9月3日まで。