2025年大阪・関西万博の機運醸成イベント「ATC OSAKA MIRAI EXPO」が4月13日~16日の4日間、大阪・南港のATC(大阪市住之江区南港北2)で開催される。
大阪・関西万博の機運醸成や咲洲地区での実証実験の受け入れを官学連携で取り組む「咲洲プレ万博」の一環。「これからの命のためにできること」をテーマに、13日・14日は先端技術の展示や商談会を行うビジネス向けコンテンツを、15日・16日はSDGsを学ぶワークショップやステージイベントなど一般向けコンテンツを、それぞれ展開。4日間で約2万人の来場を見込む。
ビジネス向けコンテンツは、元大阪府知事・元大阪市長の橋下徹さんや万博テーマ事業「いのちを磨く」プロデューサーでメディアアーティストの落合陽一さんらが大阪の未来や2025年大阪・関西万博をテーマに講演を実施。一般も参加できる。事前申し込みが必要。
一般向けコンテンツの目玉は、空飛ぶクルマの実物大模型展示や空飛ぶクルマに乗った際の景色をVRで楽しめる体験イベント。バーチャル空間に大阪の街を再現した「バーチャル大阪」の体験会や1970(昭和45)年に開催した大阪万博のグッズ展示、公式キャラクター「ミャクミャク」との撮影会を実施する。
万博応援ソングを制作した高校生によるライブや大阪のラジオ局・FM802のDJとアーティストのトークショーなどのステージイベント、ペットボトルや糸くずなどのごみを使い「祭」「いのち」をテーマにアート作品を作る「ごみ祭りコンテスト」やレモンなどのフルーツを使った電池作りなどワークショップを開催。韓国のり巻き・キンパや台湾料理・ルーローハンなど世界の料理を提供するキッチンカーも出店する。
実行委員会の広報担当者・石川晃教さんは「大阪・関西万博会場に一番近い複合ビル・ATCで、先端技術に触れて未来を感じられるようなコンテンツを用意している。イベントを通してわくわくした気持ちになってもらえれば」と話す。
開催時間は10時~17時。入場無料。