KPOPアーティストの写真や映像などを楽しめる展覧会「D’FESTA OSAKA(ディーフェスタ オオサカ)」が現在、大阪・南港のATC(大阪市住之江区南港北2)ITM棟4階特設会場で開催されている。
韓国の芸能ニュースメディア「Dispatch(ディスパッチ)」の創立10周年を記念して、同社がこれまで撮影したBTSやTWICE、NCT127などKPOPアーティスト9組69人の写真や動画を展示する。昨年4月の韓国会場を皮切りに、7月に東京スカイツリー(東京都墨田区)、10月に羽田空港第2ターミナル国際線施設(同大田区)で開催。昨年12月から同会場で開催しているが、チケットの売れ行きが好調なことから、会期を1カ月から約1カ月半に伸ばした。
展示は、「THE EXHIBITION」「THE MOVIE」「THE EXPERIENCE」「THE ARTIST PIC」「THE GACHA」「THE CAFE」の6テーマで構成する。
会場入り口近くの「THE EXHIBITION」では、今回のために撮影したという写真やライブ映像を展示。BTSは「青い宝石」、TWICEは「夢見る停留所」などグループごとに異なるコンセプトを設定し、それを基に撮影したモノクロやカラーの特大パネル約290点を並べる。「MEMORY ROOM」では、取材で撮影した過去のアーティスト写真480点を壁一面に掲出するほか、アーティストが3分の制限時間内で自由に描いた絵日記などのアート作品を紹介する。
正面と左右に映像、床面と背面に鏡を設置した箱型シアター「VIRTUAL STAGE」では、アーティストのパフォーマンスをイメージしたアニメーションを投影。没入感が体験できるという。
このほか、好きなアーティストグループと撮影できるフォトブース「THE ARTIST PIC」、ガチャカプセルマシンなども設置。グッズ売り場では、展示写真を使ったオリジナルポストカード(385円)、アーティストが描いたアート作品をプリントしたエコバック(3,850円)などをそろえる。「THE CAFE」では、希望したグループのスリーブをランダムで付けるホットドリンク(500円)を販売する。出口には、等身大パネルを約50メートルにわたって並べたフォトスポットを設置する。
イベント担当者は「ステージ映像は音響など技術面にもこだわっているので、ライブを見ているような感覚で楽しんでもらえる。ファン同士が交流する場にもなれば」と話す。
開催時間は10時30分~18時。入場料=3,300円(土曜・日曜・祝日=3,520円)。2月12日まで。