eスポーツ施設「eスタジアム泉佐野」が11月28日、複合商業施設「りんくうパピリオ」(泉佐野市りんくう往来北)2階にオープンした。
「eスポーツ先進都市」を目指す泉佐野市が取り組む「eスポーツMICEコンテンツ実証事業」の一環でオープンした同施設。運営は、南海電鉄(大阪市浪速区)とeスタジアム(中央区)が行う。
施設内は、「eスポーツ体験エリア」「子ども向け体験エリア」「イベント用ステージ」「eスポーツグッズ売り場」の4つで展開。施設面積は約197平方メートル。体験エリアは、子ども専用席5席を含む13席を設置する。スタッフがゲーミング専門機材の操作方法や説明などをサポートし、初心者でも気軽に体験できるようにする。
12月11日にはイベント用ステージから「第4回 関西eスポーツ学生選手権2022」の試合実況のオンライン配信を行い、延べ約1400人が視聴した。今後も、公開配信を伴うeスポーツイベントのほか、子ども向けのeスポーツスクールや地域の交流イベントなどを行う予定。
施設長の岩下怜生さんは「ゲーミングPCに触れたことのない親子連れの来館が多い。「プレーヤーファースト」の理念の下、明るく立ち寄りやすい、初心者から熱狂的なファンまで誰もが楽しめる施設を目指したい」と話す。
営業時間は10時~20時。利用無料。初回利用時に会員登録が必要。