天保山マーケットプレース(大阪市港区海岸通1)で1月7日、今春オープンを予定する「レゴランド・ディスカバリー・センター(以下、LDC)大阪」の起工式が行われた。
LDCは、世界23カ国で104のアトラクション施設を運営するエンターテインメント企業「マーリン・エンターテイメンツ」(イギリス)による、「レゴブロック」をテーマにした屋内型アトラクション施設。国内では東京・お台場に次ぐ2カ所目の開設となるLDC大阪は、天保山マーケットプレース3階の東部分、3160平方メートルの広さで出店する。2017年には名古屋での出店も計画している。
3~10歳の子どもとその家族をターゲットにした施設で、お姫様を救う冒険に出るライドアトラクション「キングダム・クエスト」、レゴブロックで大阪の名所を再現した「ミニランド」、ビッグサイズのレゴブロックなどで自由に遊ぶことができる「デュプロ」、個室で誕生会ができるパーティールーム、カフェテリアなど、レゴブロックの世界観を体験できる。
起工式には、同社新規開拓部門役員のジェームズ・バーレイさん、LDC大阪の代表に就任したエドウィン・大村さん、天保山マーケットプレースを運営する海遊館専務取締役の大木勝さん、大阪市港区長の田端尚伸さんが参加。レゴブロックをショベルですくい上げるパフォーマンスを行った。
大木さんは「3年がかりでLDCを誘致した。今年は海遊館、天保山マーケットプレースが25周年を迎え、LDCのオープンでさらに盛り上がることを期待している」、田端さんは「港区では子育て世帯が魅力を感じる街づくりを掲げている。LDCによりエリアの魅力が高まると確信している」とそれぞれあいさつした。
その後、世界で12人しかいないレゴ職人「マスター・ビルダー」の1人である大澤よしひろさんが登場。大澤さんはLDC東京でレゴ教室「マスター・ビルダー・ワークショップ」の講師として活躍しており、起工式の後、地元の子どもたち45人を招きレゴ教室を開いた。
LDC大阪では、今春のオープンに当たり新たなマスター・ビルダーを募集する。1月15日~2月5日にフェイスブック公式ファンページから応募を受け付け、2月11日・12日にコンテストを開催し決定する。