ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（USJ、大阪市此花区）に7月15日、新予約システムを導入したアトラクション「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」がオープンした。

ホグワーツ城内「動く肖像画の廊下」

　映画「ハリー・ポッター」の物語の世界を細部にまでこだわり再現した同エリアは、東京ドームのグランド約3個分の敷地に2つのライド・アトラクション、ショップ8店舗、レストラン2店舗を備える。

　同エリアオープンに合わせUSJでは、長い待ち時間ができないようエリア入場の新システムを導入した。オープン直後は順に入り、定員に達したら整理券を発券する。

　パーク内で入手する入場整理券は指定された時間に同エリアに入場できるチケットで、USJ内のセントラルパークで発券する。代表者が人数分のスタジオ・パスをかざして時間を指定するもので、オープン日の15日と16日は最大でも15分程度で整理券を入手できたという。整理券が予定枚数に達した時点で、キャンセルが生じた場合に入場できる抽選券を発券し、キャンセルが発生したときのみ抽選を行う。

　事前に入手する方法は3つ。1つはエースＪＴＢの入場確約券付きパッケージやエクスプレス・パス付きパッケージ。2つめはＪＲ西日本が発売する乗車券と1デイ・スタジオ・パス、同エリア入場確約券をセットにした「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン スペシャルきっぷ。3つめはアトラクションの待ち時間を短縮できるユニバーサル・エクスプレス・パスに入場確約券が付いた「ユニバーサル・エクスプレス・パス7」「同5」「ロイヤル・スタジオ・パス」の購入となっている。