JR西日本は5月23日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン（以下、USJ）内に7月15日に誕生する新エリア「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」のオープンに合わせ、新大阪駅からユニバーサルシティ駅への直通列車を運行すると発表した。

　今年3月のダイヤ改正において、JRゆめ咲線の普通列車2本増発や臨時列車の運行、4月にはユニバーサルシティ駅の自動改札2通路増設など、USJ来場者に向けた取り組みを行う同社。2月1日からは「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」をイメージしたラッピング車両2編成もJRゆめ咲線で運行している。

　山陽新幹線では7月19日～9月27日の土曜日を中心に、「ひかり580号」を臨時列車として運行。山陽新幹線と接続する新大阪駅からは7月26日～9月27日の毎週土曜、ユニバーサルシティ駅まで「ひかり580号」から乗り継ぎが便利な直通列車を運転するという（「ひかり580号」運転日のうち、直通列車を運転しない日もあり）。直通列車の運転時刻は新大阪駅10時33分発、ユニバーサルシティ駅10時46分着。「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」をイメージしたラッピング車両で運転する。

　同社では、JR往復新幹線普通車指定席とJR自由周遊区間3日間乗り放題、USJ 1デイ・スタジオ・パス、新エリア入場確約券をセットにした「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン スペシャルきっぷ」を6月15日から発売。7月・8月出発分の価格は、福岡市内出発＝大人3万3,000円、広島市内＝同2万6,000円、岡山＝同1万9,500円、金沢＝同2万1,600円など。購入時にUSJの入場日、新エリアの入場時間帯を指定する。発売枚数には限りがある。