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大阪・弁天町にカフェ「螺旋珈琲」 黒基調に自家焙煎のコーヒー豆を使う

「螺旋珈琲」のオーナー宮本ケイトさん

「螺旋珈琲」のオーナー宮本ケイトさん

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 カフェ「螺旋(らせん)珈琲」(大阪市港区弁天5)が大阪メトロ弁天町駅近くにオープンして半年がたった。

エチオピア産の豆を使った「シングルオリジン」

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 高校時代にカフェでアルバイトをしたことがきっかけでコーヒー好きになったという焙煎(ばいせん)士の宮本ケイトさんが、飲食店の勤務を経て念願かなえ6月15日にオープンした同店。宮本さんが好きだという黒をブランドカラーに据え、ドリンクやフード、コーヒー豆、グッズを販売する。

 築60年の古倉庫をリノベーションした店舗で、コンクリートの壁や機械の傷が残る床をそのまま生かす。壁には砂やねじのナットなど廃材を使ったリサイクルアートを飾る。店舗面積は約26平方メートル。席数は、店内=5席、テラス=2席。

 ドリンクは約15種類。コーヒーは、当年度に収穫したコーヒー豆を指す「ニュークロップ」から、宮本さんが選んだ品種を毎朝店内で焙煎する。ラインアップは、「シングルオリジン」(700円)や「弁天ブレンド」(500円)のほか、「黒・ラテ」(600円)や「黒・カプチーノ」(650円)など竹炭を使い見た目を黒くしたエスプレッソドリンクも用意する。豆の販売も行い、「弁天ブレンド」(1,400円)や「グアテマラ」(1,600円)など約6種類を用意する。コーヒーの銘柄は時期により異なる。

 フードは約5種類。宮本さんのお薦めは、カカオ豆の代わりにコーヒー豆を使うチョコレート「モカブル」(220円)。このほか、ショートブレッド(250円)やフィナンシェ(350円)、パウンドケーキ(380円)など竹炭を使った黒いスイーツをそろえる。

 宮本さんは「コーヒー好きの方をはじめ、『黒ラテ』が写真映えすると若い方の利用も多い。本格的なコーヒーを提供するカフェとしても知ってもらいたい」と話す。

 営業時間は12時~19時。

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