大阪ベイ経済新聞の2025年PV(ページビュー)ランキング1位は、「大阪・南港から大阪湾を巡る無料クルーズ 360人募集」の記事だった。
ランキングは今年1月1日から12月12日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 大阪・南港から大阪湾巡る無料クルーズ 360人募集(1/27)
2. 大阪・泉大津から大阪湾を巡る無料クルーズ 500人募集(6/6)
3. 大阪港に英豪華客船「クイーン・エリザベス」 7年ぶりに入港(4/25)
4. 大阪・関西万博にポルトガルパビリオン 「海」テーマに隈研吾さん設計(4/17)
5. 万博・イタリア館の芸術作品を展示する特別展、大阪市立美術館で開催へ(10/15)
6. 千代崎の大阪ガスショールーム1階がリニューアル 遊びながら学べる場に(2/12)
7. 南港ATCで「鉄道博」 鉄道会社など40社が参加(1/6)
8. 大阪・関西万博に「サンドウイッチハウス グルメ」の期間限定店(7/26)
9. 万博にかき氷専門店「京氷菓つらら」 ミャクミャクと大屋根リングモチーフに(8/5)
10. 大阪・関西万博会場内に4つの土産店 漫画や工芸品とコラボした限定商品も(2/13)
1位と2位は、大阪港湾局が主催する人気イベント「大阪湾クルーズ」。大阪・南港や泉大津から大型フェリーで大阪湾を遊覧した。3位には、7年ぶりに大阪湾に入港した英国の豪華客船「クイーン・エリザベス」の記事がランクイン。今後の大阪港入港は2027年まで予定がないという。
2025年大阪・関西万博に関する記事は5本がランクイン。4月13日から10月13日の184日間に約2900万人が訪れた。万博閉幕後、連日行列のイタリアパビリオンで展示されていた美術作品の一部は、大阪市立美術館(天王寺区)で開催中の特別展「天空のアトラス イタリア館の至宝」で展示されている。このほか、公式キャラクター「ミャクミャク」のモニュメントは大阪・吹田の万博記念公園内に、カナダパビリオンの「CANADA」サインは宮城県名取市のコミュニティー拠点「メイプル館」前にそれぞれ移設予定。閉幕後も同万博のレガシーを残す動きが見られる。
ランキングには入らなかったものの、関西国際空港(泉佐野市泉州空港北1)第1ターミナルビルのリニューアルや安治川左岸沿いの船着き場を備えた複合施設「中之島GATEサウスピア」(大阪市西区川口2)など、大阪・関西万博に伴う新施設開業のニュースも注目を集めた。
大阪・関西万博をはじめ、大きな盛り上がりを見せた2025年の大阪ベイエリア。来年も「まちの記録係」として、イベント情報から地元のホットな情報まで細やかに報じていきたい。