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大阪・関西万博のスイスパビリオンで企画展 「生命」テーマに最新技術紹介

AI技術で高齢者や体の不自由な人が自力で生活できるよう手助けするロボット

AI技術で高齢者や体の不自由な人が自力で生活できるよう手助けするロボット

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 企画展「Life/生命」が現在、2025年大阪・関西万博の「スイスパビリオン」内で開催されている。

意気込みを語るロジェ・ドゥバッハ駐日スイス大使

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 スイスパビリオンでは、「ハイジと共に、テクノロジーの頂へ」をコンセプトに、スイスの自然や最新技術を紹介。切り絵でスイスの風景を表したインスタレーションやAI技術を活用し未来社会を映すシャボン玉のようなアート作品などを展示している。今回、約2カ月ごとに展示を入れ替える「展示室3」で、健康とライフサイエンスに関する最新技術を紹介する展示が始まった。

 展示されている最新技術は7つ。チップ上で培養した「脳オルガノイド回路」で脳の電気信号を観察・操作できる技術や、高精度レーザーを搭載した小さいロボットで複雑な外科手術を簡単かつ安全にできるようにするプロジェクト「MIRACLE II」、スイスのスタートアップ企業が開発した「AIを活用した花粉測定技術」、AI技術で高齢者や体の不自由な人が自力で生活できるよう手助けするロボットなどを紹介する。

 駐日スイス大使のロジェ・ドゥバッハさんは「パビリオンを通して、アルプスの伝統から最先端のテクノロジーを紹介する展示内容となっている。医療、ライフサイエンスの分野で世界をリードしているスイスの未来的な研究内容を展示している。より健康でサステナブルな社会を実現できるよう、進化し続けているさまざまな技術を体感してほしい」と話す。

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