![ポリエチレン管で作った遊具を設置した「PEアスレチック」](https://images.keizai.biz/osakabay_keizai/headline/1739354310_photo.jpg)
大型ショールーム「hu+g MUSEUM(ハグミュージアム)」(大阪市西区千代崎3)の1階が2月1日、「hu+g BASE(ハグベース)」としてリニューアルオープンした。
「hu+g MUSEUM」は2015(平成27)年1月、「大阪ガス」(中央区)発祥の地の千代崎に「食と住まいの情報発信拠点」としてオープン。2023年から段階的に2階~5階のリニューアルを行い、今回最後の1階部分が完成した。「hu+g BASE」には、同社のエネルギー事業に関する取り組みを遊びながら学べるさまざまな展示を用意する。
フロアデザインは、緑色を基調に展示コーナーでは白色を使うなど、自然の中にエネルギーの先進性を感じてもらえるような空間に仕上げた。展示は、未来の都市ガス「e-メタン」について学ぶことができるクレーンゲーム「e-メタン ファクトリー」や、街中での都市ガスの利用用途、都市ガスを安全に供給するための設備や取り組みを紹介する約6畳のジオラマ「エネルギーエコタウン」、実際に地中に埋まっている都市ガスを届けるためのガス管「ポリエチレン(PE)管」で作った遊具を設置した「PEアスレチック」などを用意する。
今年同館が10周年を迎えることを記念し、「クレヨンしんちゃん」がハグミュージアム応援隊に就任。2階には「クレヨンしんちゃん」の主人公・野原しんのすけの顔をかたどった直径約20センチの巨大クッキー作り体験(2,000円)ができる「クレヨンしんちゃん オラのガス火キッチン」と、野原家のキャラクターたちと写真撮影ができるフォトスポットも併せて今回新設した。
同館を運営する大阪ガスマーケティングのリビング営業本部・近藤容子さんは「今回の改修で学びの要素が加わり、一日中楽しめる場所としてリニューアルが完了した。家族連れを中心にお出かけスポットとして来館してもらい大阪ガスのファンになってもらえれば」と話す。
営業時間は10時~18時。水曜定休。入場無料。