![丸善ジュンク堂書店の漫画コラボ商品や「大屋根リング」の模型](https://images.keizai.biz/osakabay_keizai/headline/1739337112_photo.jpg)
大阪・関西万博会場内にオフィシャルストアを出店する4事業者が2月10日、大阪・南港のATC(大阪市住之江区南港2)で店舗や販売商品の概要を発表した。
大阪メトロ夢洲駅に接続する東ゲートには、丸善ジュンク堂書店、大日本印刷、オークコーポレーションによる共同企業体、大丸松坂屋百貨店による2店舗が出店。バスターミナルと接続する西ゲートには、JR西日本グループと近鉄百貨店の2店舗が出店する。
4事業者は、各店限定で販売する商品を多数そろえる。丸善ジュンク堂は、「ドラゴンボール」など5作品の漫画とコラボした商品や万博会場のシンボル「大屋根リング」の模型、大丸松坂屋百貨店はアーティストやファッションデザイナーとコラボした商品を用意。JR西日本グループは、関西にゆかりのある「ファミリア」「キンチョー」などの企業とコラボした商品、近鉄百貨店は鍋島焼や手すき和紙で作られた万博公式キャラクター「ミャクミャク」の工芸品を販売する。
このほか、会場の中心部にある大屋根リング周辺には、コンテナを活用したサテライト店舗を4カ所に設ける。会場内の来場者のみが購入できるできるオンラインショップも展開する。
2025年日本国際博覧会協会の高科淳副事務総長は「ショッピングも万博の大きな楽しみの一つになる。ショップ自体がまるでパビリオンのように未来感があったり、わくわくしたりするものになっている」と話す。