JTB西日本(大阪市中央区)が4月1日、関西国際空港1階の国際線到着ロビーに「関西ツーリストインフォメーションセンター 関西国際空港」をオープンする。
現在営業中の「関西観光情報センター」「トラベルデスク」「トラべレックス」の運営を一体化し、新たに「関西ツーリストインフォメーションセンター 関西国際空港(KANSAI TOURIST INFORMATION CENTER KANSAI INTERNATIONAL AIRPORT)」として運営するもの。インバウンド誘客に取り組む観光関連事業者やグローバル展開を目指す企業に対し、訪日外国人旅行者との「マッチングの場」を提供し、関西エリアの訪日外国人拡大につなげるのが狙い。
約79平方メートルのスペースに、日本語、英語、中国語、韓国語スタッフを配置し、関西や全国各地の観光情報・交通情報を提供する「ツーリストインフォメーション」、訪日外国人向けツアー、宿泊施設、各社交通機関発行パスの予約・販売を行う「トラベルデスク」、外貨両替サービスを備え、初年度30万人の利用を見込む。
同機能を備えるセンターの開設は、同社が昨年12月10日に心斎橋にオープンした「関西ツーリストインフォメーションセンター 心斎橋」に続き2カ所目。6月には3カ所目となる「関西ツーリストインフォメーションセンター 京都」を京都駅前にオープンする予定という。3拠点の連携を通じ、関西インバウンド需要の取り扱い拡大を狙う。
関西国際空港によると、LCCの就航増加などから、2014年度に国内主要空港として初めて外国人利用者数が日本人利用者数を超える見通しという。
営業時間は7時~22時。