Peach Aviation(泉佐野市)が3月1日、機内食「PEACH DELI」をリニューアルした。
Peachが3月1日に就航3周年を迎えたことを記念しリニューアルしたもので、数字の「3」をテーマにしたメニューをそろえた。春メニュー「関西の粉もんグルメ食べつくし」として提供するのは、「千房」の鹿児島黒豚モダン焼き(800円)、「たこ昌」のたこ焼き(5個入り、700円)に加え、Peachとたこ昌が新たに機内食用として開発に6カ月をかけた「たこ昌」の明石焼き(5個入り、700円)の3種類。
元祖たこ昌(大阪市中央区)営業部の小林洋さんは「明石焼は本来、別の器に入れただしに浸けて食べるスタイルだが、機内食ではだしを別で用意する事はオペレーション上、難しい。そこで明石焼の粒とだしを一体型することを考案した。だしにはとろみを付ける一方で、かつおの利いた関西風の淡口(うすくち)だしの味や香りを邪魔しないように仕上げた。上空1万メートルの機内での味覚機能低下をカバーするよう通常のものよりも少し濃い目のだしにした」と話す。
そのほか大阪、京都、和歌山の「三都」のご当地グルメとして、泉州産オニオンスープ(200円)に加え、和歌山の有田みかん100%ジュース「飲むみかん」(300円)、京都の生八つ橋「おたべ」を一口サイズに小さくした「こたべ」(5個入り、400円)をとりそろえた。