社会人向け総合専門職大学院 社会構想大学院大学(学校法人先端教育機構、東京都港区、理事長:東英弥、学長:吉國浩二)は、2025年4月5日にコミュニケーションデザイン研究科、実務教育研究科、社会構想研究科の入学式を挙行し3研究科合わせて57名の新入学院生を迎えました。
本式では、吉國浩二学長による式辞のほか、来賓紹介、各研究科の代表院生による入学院生宣誓が行われ、新たな門出を祝いました。
■社会構想大学院大学 学長 吉國浩二 式辞(一部抜粋)「本学には、他にはない多様な人材が集っています。皆さんには、今ある状況を当たり前とせず、常に疑問を持ち、自由な発想で構想づくりに取り組んでほしいと願っています。私たちは、日本社会が抱える少子高齢化、格差の拡大、情報化の遅れなどの課題に対し、理想の未来から現在を見つめる“バックキャスティング”の発想で挑むことが必要だと考えています。
学びは受け身ではなく、問いを立て、自ら構想し実践に移していくものです。本学の授業はハイフレックス方式で提供され、働きながらでも実践的に学べる環境が整っています。社会の変化に真摯に向き合い、自分なりの視点で課題に挑む。そのプロセスを通じて、自分自身を一回り大きく成長させてください。2年後、皆さんが仲間と共に修了の喜びを分かち合える日を楽しみにしています。」
■コミュニケーションデザイン研究科 院生代表 片桐さつきさん(抜粋)「私は、これまで33年間、多くの上場企業の情報開示支援に携わってまいりました。その中で、コミュニケーションが組織に与えるポジティブな影響を目の当たりにし、実務の中だけではなく、学問的な視点からコミュニケーションが持つ可能性を探求したい、そして、コミュニケーションが企業価値に与えうる影響をロジカルに紐解きたい、という強い思いから貴学に入学することを決意し、今、ここに立たせていただいています。
VUCA時代と言われる中で、企業にとってコミュニケーションの重要性は高まるばかりです。企業のコミュニケーションにおいては、小さなボタンの掛け違いが次第に大きなリスクとなり、結果として企業価値を大きく棄損する事態になることも十分考えられます。逆に言えば、コミュニケーションの効果を正しく活用できれば、企業価値を最大化することもできる、ということです。今の時代だからこそ、これまで以上にコミュニケーションがもたらす効果を正しく、そして深く学ぶ必要があると、私は考えます。 」
■実務教育研究科 院生代表 澤井利之さん(抜粋)「私は法律事務所に所属し弁護士と社会保険労務士業務を行っております。労働分野を中心とした業務を通じて、働き方改革が進められている中で、経営者、労働者、さらには学生にも働く上で必要な知識を伝えることの重要性を強く感じています。難解な法律や制度をいかにわかりやすく伝達するか、日々試行錯誤してきました。
こうした知識の伝達方法などについて、体系的に学ぶことで効率化が図られ、社会的にも有用性が生まれるのではないかと考えます。大学院ではこうした知識について体系的に学べる機会を得ることにより、理論と実践の架け橋により新しい知識を作り出し、自らの仕事の範囲を超えて社会にも貢献できると考えています。」
■社会構想研究科 院生代表 森下香奈さん(抜粋)「地域の課題を本質的に理解し、より実効性のある解決策を導き出すには、体系的な知識と広い視野が不可欠だと痛感していたところ、本研究科が掲げる『社会科学の理論』を基盤に、『社会の理想と現実の乖離』を解消し、「社会や組織のグランドデザイン」を構築することを重視する教育方針に出会い、強く共感し、進学を決意しました。
今、私たちを取り巻く社会は、国内外を問わず、大きな転換期を迎えています。こうした時代の変化の中で、地方振興のコンサルタントとしての役割を果たすためにも、本研究科での学びを通じて、課題発見や解決策の立案、実践のプロセスをより効果的に行える力を身につけたいと考えております。」
本学についての詳細、ご案内等はこちらよりお問合せください。
https://www.socialdesign.ac.jp/inquiry/
■校舎設備
社会構想大学院大学では、対面とオンラインの両立が可能なハイフレックス型の教室をはじめ、図書室やセミナールームなど、学び・研究に集中できる快適な環境を整備しています。
2024年に増設された2号館セミナールーム
2号館大教室
1号館エントランス
1号館図書室
1号館授業風景
3号館教室
3号館外観
■ 社会構想大学院大学について(※1)創 立: 2017年4月1日所在地: 東京都港区南青山3-13-18
学 長: 吉國 浩二
研究科:コミュニケーションデザイン研究科(※2、3)、実務教育研究科(※2)、社会構想研究科
附 属: 先端教育研究所、 社会構想大学院大学、出版部
※1 2023年度公益財団法人大学基準協会による大学評価(認証評価)で「適合評価 」
※2 厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
※3 公益財団法人大学基準協会の「広報・情報系専門職大学院認証評価」で適合評価
社会構想大学院大学は、学校法人先端教育機構の「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」の理念に基づき、組織の理念を基軸に広報・コミュニケーション戦略を立案・実行する人材の育成を目指し、コミュニケーションデザイン研究科を設置しています。修了者には、専門職学位の「コミュニケーションデザイン修士(専門職)」(Master of Communication Design)が授与されます。
また、2021年4月に開設した実務教育研究科では、実践知の体系化により新たな知識を確立し、それを社会へと実装するための教育・人材育成を行う高度専門職業人を養成しています。修了者には、専門職学位の「実務教育学修士(専門職)」(Master of Professional Education)が授与されます。そして、3研究科目となる社会構想研究科を2024年4月に開設いたします。本研究科は、社会学の観点から「社会の理想の姿」を見定め、その実現のために「社会や組織のグランドデザイン」それ自体を練り上げることができる高い専門性を備えたプロフェッショナルや、社会的起業によって経済活動と社会貢献の好循環を実現できる人材の養成を目指します。修了者には、専門職学位の「社会構想修士(専門職)」(Master of Social Design)が授与されます。 HP:https://www.socialdesign.ac.jp/
2号館外観
■学校法人先端教育機構の概略[名 称]学校法人 先端教育機構
[理事長]東 英弥
[所在地]東京都港区南青山3-13-16
[設置校]
・事業構想大学院大学
本部:東京都港区南青山3-13-16
拠点:東京、名古屋、大阪、福岡、仙台
・社会構想大学院大学
本部:東京都港区南青山3-13-18
[附属機関] 事業構想研究所、先端教育研究所
[出 版] 月刊事業構想、月刊先端教育、書籍等