リリース発行企業:フューチャーライフエクスペリエンス・「TEAM EXPOパビリオン」広報事務局
大阪・関西万博の未来社会ショーケース事業(フューチャーライフ万博)の一つとして実施するフューチャーライフエクスペリエンス&「TEAM EXPOパビリオン」では、大阪・関西万博の開幕に向けた機運情勢と認知拡大を目的として、報道関係者の皆様に向けたニュースレターを、8月より複数回にわたり発行していきます。フューチャーライフヴィレッジ※2のトピックスとして、フューチャーライフエクスペリエンス&「TEAM EXPOパビリオン」、会場参加企業・団体様の情報を発信して参ります。
公式サイト:https://www.expo2025.or.jp/future-index/future-life/flv/
※1 参加企業・団体は、今後も順次発表する予定です
※2 「フューチャーライフヴィレッジ」は、フューチャーライフエクスペリエンス&「TEAM EXPOパビリオン」が実施される会場の名称です
<「期間展示ブース」参加決定企業(あいうえお順)>
(1)口腔健康管理から全身の健康へ 2030年未来の「ヘルスケア」を体験
/一般社団法人 大阪府歯科医師会(テーマ:ヘルスケア)
展示内容:
食べることで命を紡ぎ、語り・笑い・歌うことで魂を表す。健口から健幸への信念のもと、生きる力を支える歯科として、2030年未来のヘルスケアを体験していただきます。
唾液のバイオマーカーのセンシング、スマートウオッチによる全身状態のセンシング、この2点について毎朝のブラッシング時に、AIによって分析された日々の結果が洗面台のミラーに映し出され、異常値を示すアラームで知らせる。未来の健康管理を提示します。
万博会場での参加期間:2025年6月17日~6月23日
(2)大阪スマートヘルスプロジェクト「Health-O(ヘルス・オー)」
/大阪府(受託者:Osaka Smart Health Alliance(大阪商工会議所、株式会社日本総合研究所、株式会社電通))(テーマ:ヘルスケア)
展示内容:
大阪スマートヘルスプロジェクト「Health-O」は、個人や従業員の健康増進、疾患の予防・治療、リハビリ・介護予防等につながるアプリやサービスを開発する、次世代スマートヘルス分野のスタートアップ支援を行うプロジェクトです。
運動・栄養・睡眠の質の向上による生活習慣病や認知症予防、メンタルヘルス等、厳選されたアプリなどを期間展示します。健康づくりの新しいカタチを、ぜひ体感してください!
万博会場での参加期間:2025年5月6日~5月12日、2025年6月17日~6月23日
(3)未来教育 九宮学理―個性を活かした成長への新しい青写真
/九宮国際人材開発およびコンサルティング株式会社(テーマ:教育)
展示内容:
九宮学理は、詰め込み教育とは異なる体験を提供し、世界唯一のシステムで子どもの可能性を引き出します。創造力や想像力、個性を重視し、専用ソフトで保護者や教育者が子どもの潜在能力を理解できます。データ分析により右脳左脳の働き、興味好奇心を把握し、個々に合わせた成長プランを提案することで、子どもに適した将来の方向性を見出します。
革新的な九宮学理で、子どもたちの個性を活かした未来への成長をご覧ください。
万博会場での参加期間:2025年5月6日~5月12日
(4)未来の”みんなの保健室”/共和メディカル株式会社(テーマ:ヘルスケア)
展示内容:
地域密着型の薬局、訪問看護、ケアプランセンター、医薬品卸、飲食等を事業展開している共和メディカルが実施する未来の“みんなの保健室”は、学校の子供達の心身が休まる場所であった保健室を、地域に展開し、住み慣れた街に独居高齢者や子育てに悩むママ等の「相談場所、心と体のホッとする居場所」がある未来を示します。
働くスタッフは障害で寝たきりの方や外出が困難な方でも、分身ロボットを使って物理的な距離を超えて働く共生社会を示します。又、遺伝子解析によるヘルスケアや生物学的年齢を踏まえた健康増進活動する未来もご提案します。
万博会場での参加期間:2025年7月8日~7月14日
(5)50年後の食事は長期保存でフェーズフリーになる
/株式会社グリーンデザイン&コンサルティング(テーマ:食)
展示内容:
株式会社グリーンデザイン&コンサルティングはレトルト加工技術を使った長期保存防災食事業を展開しています。わたしたちの技術を使い、50年後に展開されている未来のフェーズフリーな食事を紹介します。
防災食の歴史と、未来の長期保存食が「食品ロスの撤廃」「全世界での食べ物の最適な配分」を実現する世界を描き、「人口増加により野菜中心となる社会」で「野菜を使ったおいしい日本食の未来」を提示します。
万博会場での参加期間:2025年6月10日~6月16日
(6)神戸大学SDGsフュチャーライフエクスペリエンス/国立大学法人 神戸大学
(テーマ:学生が導く未来社会のスタートアップ)
展示内容:
神戸大学は、アカデミアの「知」と「人」をSDGs課題解決につなぐため、異分野共創によるイノベーション創出と人の力を活かした取り組みを推進し、地域や産業界と連携してまいりました。
全国各地の大学生が参加し新たなビジネスアイデアが創出された『SDGs未来ビジネス学生コンテスト』グランプリ受賞チームの成果物の展示とともに、Z世代学生が考える創造力と熱意に満ちた未来社会を体験する空間を演出いたします。
万博会場での参加期間:2025年9月30日~10月6日
(7)人に寄り添い人をさりげなく支援する自律学習ロボットとの対話体験展示
/国立研究開発法人理化学研究所ガーディアンロボットプロジェクト(テーマ:科学技術)
展示内容:
本プロジェクトでは、ロボットと人が共存する未来社会を見据え、主体的に人と関わり、汎用的に人を支援する自律ロボットの実現を目指す研究開発を進めています。
万博では人の潜在的な意図の推察、ロボット自身の経験から得た記憶を利用した人とのコミュニケーションを自律的に行うロボットの実証・展示を行います。
万博会場での参加期間:2025年5月20日~5月26日
(8)サステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)登録技術の展示・紹介
/国際連合工業開発機関(UNIDO)東京投資・技術移転促進事務所(テーマ:SDGs)
展示内容:
開発途上国の持続的な産業開発のために日本の優れた技術を紹介するプラットフォームである「サステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)」に登録された技術(エネルギー、環境、アグリビジネス、保健衛生、災害対策)の実機を万博会場内に展示します。
展示された実機に触れ、SDGsに配慮された日本の技術を世界に発信します。
万博会場での参加期間:2025年9月23日~9月29日
(9)楽しい遊びの中に、成長や発達がある!/CKD株式会社(テーマ:ヘルスケア)
展示内容:
楽しい遊びの中に、成長や発達がある!~遊びながら学ぶ療育(発達支援)支援システム~空気とゲーム(デジタル)を使って、「もっとやりたい」という子どもの主体性を大切に、五感を刺激。
感覚統合の三原則に従い、空気圧機器の総合メーカーCKDが空気を扱って「感覚統合遊具」を開発し、発達障害を持つ子どもの感覚統合機能を鍛え、インクルーシブな共生社会の構築を目指します。
万博会場での参加期間:2025年5月27日~6月2日
(10)みらいの環境を考えよう (ブラザー体験型ブース)/ブラザー工業株式会社(テーマ:環境)
展示内容:
プリンターやミシンをはじめ、水素燃料電池やスポットクーラーなどの製品開発にも取り組むブラザー工業株式会社は、カーボンニュートラル等の環境対策について、いくつかのテーマをもとにタブレット端末などで記入したアイディアをメインスクリーンに表示し、意見を重ねあうことで新しいアイディアを膨らませていく体験を、ブラザーの新規事業で提案する共有アプリで実現します。
テーマの中には、ブラザーグループの未来へ取組みなども提案させて頂きます。
万博会場での参加期間:2025年4月15日~4月21日
<「FLEステージ」参加決定企業>
・個性を生かす教育の行方/九宮国際人材開発およびコンサルティング株式会社(テーマ:教育)
展示内容:
九宮の創始者、程春生氏が基調講演を行い、詰め込み教育を排除し個性を伸ばす方法を語ります。彼は、東アジアの教育が右脳型の子供の創造力を抑制し、精神的負担を増やすと指摘。
講演では、九宮学理の革新を紹介し、親や教育者が子供の潜在能力を発見する意外な方法を示し、未来への新たな教育アプローチを提案します。
万博会場での参加日時:2025年7月19日13時00分
<その他トピックス>
■2025年日本国際博覧会「ベストプラクティス」を選定
公益社団法人2025年日本国際博覧会協会は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)ベストプラクティスを選定しました。選定された計25のプロジェクトは、開催期間中、フューチャーライフヴィレッジ内およびオンライン会場であるバーチャル万博上の、ベストプラクティス展示空間で、活動の紹介として展示される予定です。
ベストプラクティスは、世界の重要な課題を解決する良質なプロジェクトを発信するプログラムです。2010年の上海万博から継続的に実施されており、今回の大阪・関西万博では、テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を体現するプロジェクトを2023年9月19日(火)~2024年6月19日(水)の期間、募集しました。
今回のベストプラクティスは、世界中から応募のあったプロジェクトの中から、選定委員の審査により選定しました。本万博のテーマとの親和性の他に、インパクトの確実性、地域展開の可能性など、よりよい未来への貢献性に期待できるプロジェクトが選定されています。
また、受賞者による取り組み発表の機会、交流の場の設定を検討しています。
1. 大阪から世界へ!MRで人類の健康を支えるプロジェクト
最先端のMR(複合現実)技術を用い、リハビリ医療の現場に新しいアプローチを提供するツールを開発し、健康増進に寄与する取組み/株式会社テクリコ(日本)
2. 海藻が 人と海を 豊かに、健康に。
民間企業と徳島文理大学・徳島大学の協力により、太陽光と天然海水を使った次世代の陸上海藻養殖を開発し、世界の食と健康、環境再生に寄与する取組み/海藻ラボ(日本)
3. カーボンマイナスプロジェクト
学生が参画する『バイオ炭』のプラットフォーム形成により多様な事業者と共創し、カーボンマイナスを実現するための取組み/立命館大学カーボンマイナスプロジェクト(日本)
4. 紙糸製品を身にまとう未来を作る
天然由来の新たな繊維「紙」を主原料とした独自の和紙繊維を開発し、自然と協調する新しい快適な生活の可能性を国内外に紹介する取組み/Team Kamiito(日本)
5. 共創の力で築く持続可能な未来:JICA関西/DRLCの防災プラットフォーム
日本の過去の大災害から得た防災の経験と教訓を基に、防災能力向上を目的とした開発途上国の行政官・専門家向けの研修を実施する取組み/JICA Kansai/DRLC 未来共創防災チーム(日本)
6. ごみゼロ共創ネットワーク
京都発のごみ削減のためのプラットフォーム整備や、清掃活動支援アプリ開発をとおして、世界が抱える多種多様なごみ問題の自分ゴト化を世界に広めていく取組み/京都超SDGsコンソーシアム(日本)
7. 圃場データ・テロワール・ブランディング・プロジェクト
衛星データとAI技術を活用し、広域の農地の生育状況や土壌解析を精度高く行うサービスを提供するインパクトスタートアップ/Farm Data Terroir Branding Project(日本)
8. Art for life - Heritage for Development
伝統的な農村地域の文化資源を経済活動へと転換させることで、所得と生活の質を向上させ、平和と社会的結束を実現する取組み/Contact Base(インド)
9. Clean water supply for the future of communities
南北アメリカ大陸の脆弱な地域社会に清潔な水を提供することで、環境管理とコミュニティの回復力を促進する取組み/uni masaqueri Alliance(アメリカ合衆国)
10. Completely biodegradable and compostable sanitary pads
従来の生理用ナプキンをバナナの葉から作る生分解性かつ堆肥化可能な代替製品へ変換し、循環型経済へ移行するとともに、生理時の衛生管理をはじめ女性を取り巻く生活環境の向上を目指す取組み/Saathi(インド)
11. Deaf Translator
聴覚障がい者のための包括的なコミュニケーションソリューションの取組み(DeafTranslatorプロジェクト)/TensorUnit(ベナン)
12. Empowering Off-Grid Communities via Solar Energy
ポータブルで拡張性があるソーラーパネルシステムの実践的なワークショップを未電化地域にて開催し、地域社会で自立的に運用できる仕組みを整え、同地域の生活水準向上に貢献する取組み/YY ReGen(レバノン)
13. Fashion for Fragile Ecosystems
女性職人により、キルギス等の伝統的デザインをエシカルファッションに結びつけ、暮らしの改善とジェンダー平等を促進する取組み/Mountain Partnership Secretariat (FAO)(キルギス)
14. GoodVision for all people
世界の国々で眼鏡を必要とする人々に、短期間で安価に複製できる眼鏡を生産し供給する取組み
/EinDollarBrille e.V.(ブルキナファソ)
15. Innovative Solutions for Child-Friendly Spaces
オリジナルバックパックが勉強机に変形し、ネパール等の貧困地域に住む子どもの学習環境を整える取組み/Educase(ネパール)
16. Microscope Unveils the Macro-World's Scope
高価で原子間力顕微鏡 (AFM) を手頃な部品で容易に製作できる技術を開発し、教育現場に普及させる取組み/Stromlinet Nano(デンマーク)
17. Nepal Soil Health Initiative
『1ドル土壌検査キット』アプリ開発及びその普及により、ネパールに分布する小規模農家に対して肥料の適切な使用量を知らせることで、土壌の状態を健康に維持し、農作物の生産性を高め、農業が抱える問題を解決する取組み/ATC Nepal(ネパール)
18. PEEL Lab
農場から廃棄予定のパイナップルの葉や果物を回収し、本革に代わる地球環境にやさしい植物由来の新素材を普及する取組み/PEEL Lab(日本)
19. Poverty Alleviation through Entrepreneurship
貧困に苦しむ女性たちに対して、ビジネススキルの習得や自己肯定感を高めることを目的としたテイラーメイドの起業家養成プログラムを提供し、貧困の連鎖を断ち切る取組み/Street Business School(世界各国)
20. Restoring forgotten watersheds through youth-led m
様々なステークホルダーと連携し、若手主導で生物多様性の危機、気候変動や水害の課題に対応しながら、フィリピンにおける森の再生活動/Masungi Georeserve Foundation(フィリピン)
? Revolutionize your mobility
手頃な価格でカスタマイズされた義肢の開発技術により、障がいを負った人々に対して、自由な移動と自立をサポートする取組み/Cure Bionics(チュニジア)
? Sustainable water and floating farm solutions
水不足と耕地不足という世界的課題に対して、電力消費ゼロ・CO2排出ゼロの自然の水循環を利用した淡水化技術で持続可能な手法にて解決を図る取組み/MANHAT(UAE)
? Transforms care, trains responders, saves lives
サブサハラにおける交通事故等への、緊急医療対応に対する革新的なソリューション提供の取組み
/Health Emergency Initiative (HEI)(ナイジェリア)
? Turning CO2 into Chalk: Sustainable Innovation
大気中のCO2を回収し、アート等に使用される高品質なチョークに変換、世界の緊急課題である気候変動の緩和に寄与する取組み/OOYOO Ltd.(日本)
? Wikiproject for a United Nations of knowledge
UNESCOをはじめとする国連機関とが連携し、世界中で無料で利用できるウィキペディアを通じ、だれもが根拠のある正しい情報にアクセスできる機会を提供し情報のアンバランスを解決する取組み /FAO Publications(世界各国)
▽選定委員
・ディミトリ・ケルケンツェス氏/博覧会国際事務局(BIE)事務局長
・浅川智恵子氏/日本科学未来館 館長、IBMフェロー、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会 副会長
・マリアン・メンサー氏/ClimateInnov (CIEL) CEO
・サンドゥーク・ルート氏/眼科医師、ティルガンガ眼科研究所(TOI) ファウンダー兼医長
■TEAM EXPOパビリオンとは
「TEAM EXPOパビリオン」とは、参加型万博実践の場です。このパビリオンで発表・展示できるものは、
1)「TEAM EXPO 2025」プログラム
2020年10月開始以来、参加型プログラムとして、社会課題の解決やSDGsの達成に向けた活動、世界に向けて取り組みを発信したい企業など多くの活動が登録。参加者の中から約3,000組を募集し、来場者、展示者同士など多くの方と「対話」から、SDGsの達成に貢献するために、国内外において多様な参加者が主体となり、理想とする未来社会を共に創り上げていく「共創」を生み出すことを目指します。
2)ベストプラクティス
世界が抱える課題を解決する良質なプロジェクトを選定し、万博会場内で展示・発信するプログラム。大阪・関西万博では、「TEAM EXPO 2025」プログラムに登録された活動の中から募集し、「実践的で世界各地で再生可能な、将来のために活用できる特に優れた好事例」として選定されたプロジェクトを「TEAM EXPOパビリオン」内に展示します.
▼プレスリリース
d137692-7-b859abf4666005c5bc8dbc9fd056204f.pdf