地域活性化イベント「大正トンボロマルシェ」「Taishoさんぽ日和」が10月23日、千島公園(大阪市大正区千島2)周辺で開催される。
大正区が、区のエリアリノベーションや魅力発信を目的に千島公園で開催する「大正トンボロマルシェ」と、空き家などを巡るスタンプラリー「Taishoさんぽ日和」の2本柱で主催する同イベント。来年3月まで毎月第4日曜に開催する予定で、10月23日が初開催となる。
「大正トンボロマルシェ」は、千島公園に大正区周辺の飲食店や物販が10店以上出店するほか、園内にある高さ35メートルの人工丘陵・昭和山の動植物を観察して図鑑を作る「昭和山図鑑」や区内企業の廃材を再利用して自由に作品を作る「廃材ワークショップ」など5つのワークショップを用意する。大正区役所の小竹郁子さんによると、イベント名の「トンボロ」はイタリア語で陸地と島をつなぐ砂州のことで、大正区にさまざまな人や物が集まることでカルチャーが出合い共存する未来の大正区をイメージして名付けたという。
「Taishoさんぽ日和」は、区内2、3カ所のリノベーション可能な空き家の見学や渡船場、長屋が残る風景などレトロなスポットを巡る街歩きイベント。「大正トンボロマルシェ」会場で配布する「さんぽMAP」に書かれた毎月異なるスポットを巡りながらスタンプを集めてもらうスタンプラリー形式で開催する。月ごとに全てのスタンプを集めた人にはオリジナルステッカーを進呈。一部の空き家の前には、飲食や物販の屋台、空き家について相談できるブースを設置する。
小竹さんは「大正区に住んでいる人には自分の街をもっと好きになってもらえるようなイベントに、区外に住んでんでいる人には区内での暮らしや働き方を知ってもらい大正に住んでみたいと思ってもらえるようなイベントに、それぞれしていきたい」と話す。
開催時間は10時~16時。