Peach Aviation(大阪府泉佐野市)が発刊するフリーマガジン「PEACH LIVE」が5月20日に発刊した最新号で、大阪を特集している。
2016年7月に創刊した「PEACH LIVE ~Area Discovery Magazine~」は、ピーチの就航地、周辺地域の魅力を伝えるエリアのブランディングブック。隔月20日に発刊しており、発行部数は3万部。ピーチの国内線や国際線の全路線で客室乗務員が配布するほか、国内線空港カウンターなどでも手に取ることができる。
18号となる最新号では、55年ぶりの大阪・関西万博開催決定が決まり、2回目の万博への期待が高まっていることから「大阪」に着目。表紙には、1970(昭和45)年の大阪万博のシンボルでもある太陽の塔のオブジェを起用した。
テーマは、「未来に残したい大阪デザイン」。「進化を続けながらも当時と変わらぬ魅力を発信し続ける大阪」の切り口でページを構成する。1970年当時の魅力をそのままにレトロな空間が広がる名物喫茶店や、ビジネス街の一角で異彩を放つ歴史的構造物などのスポットを写真とともに掲載するほか、「色褪(あ)せない魅力。未来に続く大阪ブランド」と題して、クラフトビールや、器など、大阪発の注目ブランドを紹介するページも。当時の熱気が残る大阪、未来への期待感が高まる大阪と、新旧交えた視点で大阪の魅力を発信する。
同社は「前回の万博が約半世紀前、今回の万博開催決定を機に、半世紀前から今に至るまでを振り返ると同時に、半世紀後は一体どういう街になっているのだろうか。また、どういう街になっていてほしいか、をイメージしてもらえたら」と話す。