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海遊館の「南極大陸」水槽が大規模刷新 最新アートワークで海氷リアルに表現

大規模改装した新水槽「南極大陸」

大規模改装した新水槽「南極大陸」

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 海遊館(大阪市港区海岸通1、TEL 06-6576-5501)7階「南極大陸」の水槽が開業以来初となる大規模改装を終え、3月29日に公開された。

水槽内では約30羽のペンギンが暮らす

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 同水槽では、南極の自然環境と周辺の島に住むペンギンの暮らしを紹介する。よりリアルなペンギンの生活を再現するため、昨年11月より1990年の開業以来初となる大規模な改装を進めてきた。

 新水槽では、陸と海中のつながりを表した海氷を設置。氷の大陸がイメージできるように、最新のアートワークを導入して青白く表現しているのが特長だという。照明も従来のランプからLEDライトに取り換え、海氷に光が差し込んでいるような透明感のある景観を演出した。空の部分は、白い氷の大地と青色の空をグラデーションで仕上げるなど、水槽の中で南極大陸をリアルに表現する。

 大型の二重ガラスも新品に取り換え、よりクリアにペンギンや水槽内の様子を見られるように。観覧通路にもペンギンの鳴き声が聞こえるように設計し、臨場感のあるエリアとなった。広報担当の村上寛之さんは「今まで以上により鮮明に観察することができるようになった。7階では陸の様子、5階ではペンギンが水の中を泳ぐ様子を見ることができる」と話し、「ペンギンだけでなく、ペンギンの暮らす環境にも注目してもらえたら」と話す。

 水槽内では、ペンギンの中で2番目に大きく、体長約90センチの「オウサマペンギン」、頭頂部に白い斑紋が特長の「ジェンツーペンギン」、目周りにある白い輪が特長の「アデリーペンギン」の3種を約30羽展示する。

 開館時間は10時~20時。入館料は大人=2,300円、小・中学生=1,200円、幼児=600円、60歳以上=2,000円、3歳以下無料。

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