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南港ATCで「浦沢直樹展」 単行本の原画を一巻丸ごと展示するコーナー目玉に

大阪で初開催の「浦沢直樹展」

大阪で初開催の「浦沢直樹展」

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 大阪南港のATC(アジア太平洋トレードセンター)(大阪市住之江区南港北2)ITM棟2階の特設会場で11月26日、「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる -大阪の巻-」が始まった。

「描いて描いて描きまくる」にふさわしい見渡す限り生原画の展示

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 浦沢直樹さんは1983年にデビューし、「YAWARA!」「MONSTER」「20世紀少年」など、これまで9作品を発表している漫画家。

 同展を開催するのは今回が初めて。会場では、小学校2年生から漫画を描き始めたという浦沢さんの小学校~中学校時代の作品を展示したコーナーを充実させた。「周りのレベルに合わせて(絵を)下手に描いた」というエピソードも。

 浦沢さんの漫画の原点についての展示や、ストーリーの構想メモやネーム、秘蔵イラストやスケッチも。「YAWARA!」や「MONSTER」などの最終巻の原画を一巻丸ごと展示するコーナーや、「20世紀少年」に登場する「ともだち」との記念撮影コーナーも用意する。

 初日はオープン前からファンが行列を作るほどの熱狂ぶりだった。浦沢さんは「生の原稿で単行本を一巻丸ごと展示しているコーナーでは、『本来はこういうものなんだ』と実際の漫画の体温を感じてほしい」と話す。

 観覧料は、一般=1,300円、小・中学生=600円、小学生未満無料。開催時間は11時~18時(金曜は19時まで)。2017年1月25日まで(12月26日~31日は休館)。

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