天保山のギャラリー&雑貨「glogg(グルッグ)」(大阪市港区築港2、TEL 06-6572-6911)で4月30日、参加型グループ展「天保山どうぶつえん2」が始まった。
2012年10月、和田尚美さんと福山智春さんが共同で開いた同ギャラリー。サントリーミュージアム天保山(現・大阪文化館・天保山)で働いていた和田さんが「この場所(天保山)が好きだった」ことから、大阪市営地下鉄「大阪港」駅近くにギャラリーを構えた。現在は、展覧会やワークショップの開催、雑貨販売などを展開している。
昨年のゴールデンウイークに開いた「天保山どうぶつえん」は、「動物園でカメラのズームレンズをのぞいたら面白かった。近くに海遊館があるので動物園があってもいいのでは」と企画したもので、同展は第2弾。ホームページで呼び掛け参加アーティストを募った。
会場には、写真、イラスト、アクリル画、銅版画、彫刻、陶器など、さまざまな手法で表現する動物や鳥などをテーマにした作品を並べ、一部を除き販売も行う。「ジャンルが多いので、いろいろな形を楽しめる。ポストカードなどもあるが原画を見てもらいたい」と和田さん。「展覧会に合わせて販売する雑貨も入れ替えている」といい、「雑貨は手作りの一点ものが多く、見るだけでも楽しめる」と話す。
ワークショップは「初心者がちょっとやってみるきっかけになるようなワークショップ」を開き、「手作り、もの作りをあまりしない人が試すのにちょうどいい、その入り口になれば」と企画している。5月4日には、用意した動物型の台紙にペンやクレヨン、セロハンや紙でデコレーションする「紙を使ってモビールをつくろう!」を開く。12時30分~17時30分。参加費1,500円。
営業時間は11時30分~19時30分。火曜定休。5月17日まで。