
「第12回和酒フェス@大阪ベイタワー」が10月25日・26日、弁天町の大阪ベイタワー(大阪市港区弁天1)2階アトリウム広場で開催される。
全国各地の酒蔵が集まり、日本酒を試飲できる同イベント。毎年春・夏・秋の年3回開催している。前回開催時の7月はチケットが前売りで完売する人気ぶりを見せ、2日間で1600人以上が来場した。
12回目となる今回は、全国25蔵120種以上の日本酒やリキュールなどのアルコールをそろえ、プラスチック製のちょこに蔵元自らが日本酒を注ぎ提供する。高槻産の米と農産物を使ったクラフトサケを醸造する「足立農醸」(大阪府)や紹興酒「若耶渓(じゃくやけい)」(中国)が初出店。このほか、「福小町」の「木村酒造」(秋田県)や「作」の「清水清三郎商店」(三重県)、「龍力」の「本田商店」(兵庫県)、「花雪」の「河津酒造」(熊本県)も出店する。
利き酒で提供する日本酒の一部は、瓶詰めでの即売も行う。フードコーナーでは、「ホタテのしょうゆ焼き」や「うずら煮卵」「鶏せせり炭火焼き」など、日本酒との相性を考えたメニューをそろえる。ステージでは、ジャズコントラバス奏者・千北祐輔さんとジャズピアニスト・矢藤亜沙巳さんによるジャズライブや、琴奏者・おことちゃんとパフォーマンスグループ「時ノ音 Toki no Ne」によるコラボステージなどを展開する。
同イベント実行委員長の日下部耐史さんは「万博閉幕直後のタイミングでの開催となる。国内外を問わず幅広い方に、日本各地の酒文化の魅力を味わってもらえたら」と話す。
開催時間は、12時~14時10分、15時~17時10分。定員は各回400人。チケットは前売り=3,400円。