
大阪・舞洲(大阪市此花区)に本拠地を置くBリーグ・大阪エヴェッサが8月29日、2025-26シーズン新体制を発表した。
2024-25シーズンは29勝31敗で西地区8チーム中4位とチャンピオンシップ進出を逃したが、後半では強豪チームから勝利を奪うなど復活の兆しを見せた。2025-26シーズンは、藤田弘輝ヘッドコーチが続投するほか、竹内譲次選手と鈴木達也選手の2人キャプテン体制も継続する。
当日、大阪市内で開催された発表会では、選手が意気込みを明らかにした。合田怜選手の司会を務めたトークセッションでは選手同士のやり取りが会場のファンの笑いを誘った。
「チームの先頭に立ってドッグファイトする姿、アグレッシブにプレーする姿を見てほしい」と鈴木選手。40歳の竹内選手は「毎年、年齢的にもしかしたら今季で最後という可能性もあるので、バスケットボールができることに感謝して、悔いなく一日一日を過ごしていきたい」と話していた。
昨季、琉球ゴールデンキングスから移籍した牧隼利選手は「自分が求められていることに、半分ほどしか力を発揮できず悔しさと情けなさを感じており、危機感を持っている。自分がどこまでできるか覚悟を持って、今季に懸けたい」と意気込む。
同日には、タレント・上西玲さんの応援アンバサダー就任や、男子バレーボールチーム・大阪ブルテオンなどを運営するパナソニックスポーツ(東京都千代田区)との共創パートナーシップ協定の継続も発表された。大阪エヴェッサと大阪ブルテオンの共催試合は、6試合開催予定。
2025-26シーズンのBリーグは10月3日開幕。大阪エヴェッサの初戦は、おおきにアリーナ舞洲で開催する10月4日・5日の三遠ネオフェニックス戦。