見る・遊ぶ

南港で漫画「カイジ」展 パチンコ台「沼」のフォトスポットなど

「逆境回顧録 大カイジ展」 パチンコ「沼」のフォトスポット

「逆境回顧録 大カイジ展」 パチンコ「沼」のフォトスポット

  • 2

  •  

 展覧会「逆境回顧録 大カイジ展」が4月5日、大阪南港ATCギャラリー(大阪市住之江区南港北2)で始まった。

「焼き土下座」を体験する来場者

[広告]

 1996(平成8)年に「週刊ヤングマガジン」で連載が始まった福本伸行さんによる漫画「カイジ」シリーズは、多額の借金を抱えてしまった主人公・伊藤開司(カイジ)が生死を賭けたギャンブルに挑んでいく漫画。2007(平成19)年にアニメ化、2009(平成21)年に映画化されている。

 会場では「電流鉄骨渡り」「17歩」「地下チンチロリン」「パチンコ台『沼』」など、同シリーズに登場するギャンブルを再現。来場者は鉄骨の上を歩いたり、麻雀卓に座ったりするなどして撮影を楽しめる。全裸で過ごさなければならない「敗者の部屋」や、熱した鉄板の上で土下座する「焼き土下座」などもフォトスポットとして登場。このほか、初公開を含む原画や名シーン展示でカイジの活躍を振り返ることができる。

 物販では、カイジが鉄骨を渡る様子を描いたTシャツ(6,900円)、「キンキンに冷えてやがるっ…!」とプリントされたビールジョッキ(2,750円)、「1日外出券」と書かれたパスケース(1,320円)など原作で登場するフレーズやイラストが描かれたグッズを並べる。4,000円以上の購入客は「ティッシュ箱くじ引き」に参加でき、当たりを引くと最大10万円まで代金が無料になる企画も用意する。

 入場者は始めにサイコロ3個の出目で役を競う「チンチロリン」に参加。出た目に応じて最大で地下通貨「ペリカ」5000がもらえる。5000集めると、福本さん直筆のサイン入りミニカードがもらえる。内覧会で福本さんは「カイジの世界観を再現し、没入感の高い展覧会になっている。土下座は普通、辛いものだが、ここでは楽しみながらやっている。後年、土下座している自分が映った写真を見返すのも面白いかも」と話す。

 開催時間は13時~18時(土曜・日曜・祝日は10時まで)。入場料は、大人=2,000円、高校・大学生=1,500円、小・中学生=500円、未就学児無料。5月11日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース