
おおきにアリーナ舞洲(大阪市此花区北港緑地2)で4月5日・6日、Bリーグ・大阪エヴェッサとSVリーグ・大阪ブルテオンが互いのリーグ戦を行う共催試合が行われた。
6日の試合で逆転勝利シュートを決めた大阪エヴェッサのマット・ボンズ選手
大阪を拠点に活動するバスケットボールとバレーボールのチームが大阪のプロスポーツを盛り上げようと、2021年3月から開催する同企画。大阪エヴェッサと大阪ブルテオンが互いのデザインをあしらったユニホームを着用しそれぞれの公式戦を行うほか、場外に設置した220インチの大型ビジョンでの試合の生中継、フードや縁日などのブース出店などイベントも用意。両日とも、13時5分からブルテオン、18時5分から大阪エヴェッサの試合が行われ、2日間で約2万人が来場した。
大阪ブルテオンは、サントリーサンバーズ大阪に2-3、0-3で連敗した。両チームとも日本代表選手を抱え、優勝争いをしているチーム。5日は、マッチポイントで得点が並ぶジュースが何度も続く熱戦となったものの、フルセット負けとなった。
大阪エヴェッサは、京都ハンナリーズと対決。5日は京都ハンナリーズの追撃から逃げ切って97-95で勝利。6日は試合終盤で逆転し、95-94で勝利。2連勝を収めた。
6日の試合終盤に逆転勝利につながるスリーポイントシュートを決めた大阪エヴェッサの牧隼利選手は「バレーの方が人気なのかと(感じ)悔しさはあるが、いろいろなスポーツチームが拠点を置く大阪で、野球やバレーに追い付けるようバスケも盛り上げていきたい。共催試合は楽しい。次の共催試合では、バレーの試合を見られるように試合順を逆にしてほしい」と笑顔で答えた。