
ビュッフェ「ワールドフェア」が3月1日、グランドプリンスホテル大阪ベイ(大阪市住之江区南港北1)1階「ザ・カフェ」で始まった。
4月から開催される大阪・関西万博の会場・夢洲に隣接する同ホテル。万博にちなみ月ごとにテーマ国を設定し、その国ならではの郷土料理や伝統料理、シェフのアレンジを加えたメニューなどを提供する。第1弾となる現在のテーマはスペイン。4月1日からはフランス料理をカジュアルに味わってもらう「フレンチビストロ」を、5月7日からはベトナムを、それぞれテーマに据えて展開する。
代表的な料理「アヒージョ」は、ホタテ貝、キノコ、エビ、サトイモ、赤パプリカ、カットチキンの中から好みの具材を選んでもらい出来たてを提供する。骨付きの生ハム「ハモンセラーノ」を目の前で切り分けて提供するほか、肉・野菜が入った煮込み料理「コシード」や、厚焼きオムレツのような卵料理「トルティージャ」、エビやイカ、ムール貝などを使った「パエリア」なども用意する。
スイーツは、伝統的な洋菓子「クレマ・カタラーナ」やチョコレートにひたして食べる「チュロス・コン・チョコラテ」、米と牛乳を使った「アロス・コン・レチェ」など。「フルーツケーキ」「ストロベリータルト」「バスクチーズケーキ」「モンブラン」などもそろえる。
同レストラン料理長の麻生嶋龍司さんは「なじみ深い料理や地方の料理をそろえた。特にアヒージョがお薦め。万博を訪れた帰りなどに海外気分を味わってもらえれば」と話す。
開催時間は、ランチ=12時~14時30分、ディナー=5時30分~21時。料金は、ランチ=大人4,200円~、子ども(6~12歳)2,100円~、ディナー=大人5,400円~、子ども(同)2,700円~。6月6日まで。