夢洲で4月13日に開幕する大阪・関西万博の大屋根リングに名前や社名を記すプロジェクトの参加募集が2月1日、始まった。
「万博の柱に名を刻む!プロジェクト」と題し、万博会期中の約半年間、会場のシンボルの大屋根リングの柱に名前や社名を刻印した秋田杉の木製プレートを掲げる。公共施設の委託管理やイベント運営を行う「アクティオ」(東京都目黒区)、観光事業を展開する「Wonder Group」(大阪市北区)など4社が実行委員会を立ち上げ、運営する。
プランは6種類。個人名や団体名を連名で記すプラン(11万円)をはじめ、1枚の板に会社名やロゴマーク、メッセージを記すプラン(33万円)、法人を対象とした110万円~1,100万円までのプランを用意する。全てのプランに、プロジェクト限定デザインの入場チケット(プランによって数量が異なる)が付く。33万円以上のプランは、閉幕後に掲げていたプレートを記念品として進呈するほか、プロジェクトに参加した全参加者を掲載したメモリアルブック(同)を提供する。賛同金の一部は、万博の機運醸成のために役立てられる。
副実行委員長兼プロデューサーの堀感治さんは「55年ぶりに大阪で開催される万博に貢献した証しが残せるプロジェクト。万博という歴史に名を刻み、一生語れる思い出になるはず」と話す。
申し込み締め切りは2月28日まで。