鬼に扮(ふん)した「オニさんダイバー」が1月28日から、海遊館(大阪市港区海岸通1)5階の「太平洋」水槽に登場している。
2005(平成17)年に初開催し、今年で21回目を迎える同イベント。展示を通して季節を感じてもらおうと、2月2日の「節分の日」に合わせて、ジンベエザメなど50種類以上の魚が泳ぐ「太平洋」水槽に鬼の格好をしたダイバーが期間限定で登場する。
普段水槽の清掃を担当しているスタッフが、角が生えたアフロヘアのかつらをかぶり、トラ柄のパンツを履いて、トラ柄に装飾したバットを持った赤鬼や青鬼、黒鬼に仮装。11時、13時15分、15時40分の1日3回登場する。各回約40分間にわたって、水槽のアクリルパネルや底砂の清掃作業の合間に手を振ったり、記念撮影に応じたりして来館者と触れ合う。
初日の28日、水槽に登場した「オニさんダイバー」に駆け寄り水槽越しにじゃんけんをする子どもや、写真撮影を楽しむ外国人観光客などが見られた。
広報担当者の松村将太さんは「運が良ければ、オニさんダイバーが魚と触れ合う様子が見られるかも。国内外から訪れる来館者が、日本文化の一つである節分に触れるきっかけになれば」と話す。
2月3日まで。