毎年冬から春にかけて開催するイチゴを主役にしたビュッフェの今年第1弾が現在、アートホテル大阪ベイタワー（大阪市港区弁天1）51階「スカイビュッフェ51」で開催されている。

本物のイチゴの約7倍サイズに仕上げたイチゴケーキ

　「#BIG LOVE ～Strawberry Buffet～」と題した今回は、バレンタインシーズンに開催することから「大きな愛」をテーマに、スイーツやフード、ドリンク合わせて約80種類を提供する。

　スイーツは15種類。目玉は、バターを練り込んだカスタードクリームを挟みイチゴ約40個を使った特大ミルフィーユ「＃君しか勝たん」や、本物のイチゴの約7倍サイズに仕上げたレモン風味のイチゴケーキ「＃でっかい愛」などのビッグサイズスイーツ4種類。イチゴのタルト「＃あざとかわいい」や、白あんと生クリームを合わせたどら焼き「＃心ばかり」、イチゴのチーズケーキ「＃運命の出会い」などもそろえる。スイーツの名前は、ビュッフェタイトルの「BIG LOVE」がSNSやチャットで使われる言葉であることから、ハッシュタグ（検索目印）を使い遊び心を加えて名付けたという。

　フードは、和とイタリアンを融合させたという料理を用意。だし巻き玉子を挟んだ「フォカッチャサンド」や、和風に仕上げたイタリアの伝統的な厚焼きオムレツ「フリッタータ」などがビュッフェ台に並ぶ。シェフが目の前で仕上げる「ライブキッチン」では、「帆立貝柱のグリル 白みそ風味」「でき立てパスタ しょうゆバターソース」を提供。「イチゴとチーズのリゾット」「イチゴと魚介のイタリアンマリネ 柚子胡椒（ゆずこしょう）風味」、4種類のチーズをのせたピザ「イチゴのクアトロフォルマッジ」などにはイチゴを使う。

　参加型のイベント「あなたのBIG LOVE」も実施。来店客にイチゴをかたどったメッセージカードに大切な人や推しの名前、好きな食べ物などを書いて、店内中央の通路に設置したイチゴのツタに飾ってもらう。参加者が増えるほどイチゴ畑のように彩られていく。イベント終了後は京都の貴船神社へ奉納するという。

　同ホテル広報担当者の西川千晴さんは「さまざまな世代に楽しんでもらえるよう和の要素を取り入れたスイーツもそろえた。愛を伝えるシーズンに恋人、家族、友だち同士などと一緒に楽しんでもらえれば」と話す。

　提供時間（90分制）は、ランチ＝11時30分～15時、ディナー＝17時～22時。料金は、ランチ＝4,500円～（子どもは2,000円～）、ディナー＝5,800円～（同2,600円～）。2月28日まで。