クラフトビールイベント「CRAFT BEER LIVE(クラフトビアライブ) 2024」が5月25日・26日、大阪・南港ATC(大阪市住之江区南港北2)ピロティ広場で開催された。2日間で約1万人が来場した。
関西2府4県でクラフトビールを造るブルワリー(醸造所)が一堂に集まる夏の恒例イベント。初出店20社を含む過去最多の66社のブルワリーがブースを出店し、300種類以上のクラフトビールを造り手自らがサーブして提供した。
6種類のクラフトビールを携えて初出店した「KYOTO NUDE BREWERY」のブルワー(醸造家)・上甲博之さんは「来場客はもちろん、ブルワー同士の交流の場にもなっている。ビールの感想を直接聞くことができてうれしい」と笑顔を見せた。
フードエリアでは、10店舗が宇都宮ギョーザやだし巻き卵、焼きたてピザなどを販売。ステージでは、ジャズシンガー・hydrangea-yokoさんやブルワーが弾き語りや殺陣のライブパフォーマンスなどを披露した。
初めて友人と参加したという30代の女性は「関西にこんなにもたくさんのクラフトビール醸造所があるなんて知らなかった。ブルワーさんと話しながらお薦めを聞けるのも楽しい。次回も参加したい」と話す。
イベント実行委員で道頓堀ビールのブルワー・忽那智世さんは「天気にも恵まれ、多くのクラフトビールを楽しんでもらえた。気にいったブルワリーを実際に訪れるきっかけになれば」と振り返る。