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大阪・築港の赤レンガ倉庫にフレンチレストラン 和の食材で日本の四季表現

大阪・築港の赤レンガ倉庫にフレンチレストラン 和の食材で日本の四季表現

大阪・築港の赤レンガ倉庫にフレンチレストラン 和の食材で日本の四季表現

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 大阪・築港の赤レンガ倉庫に2月1日、フレンチレストラン「LA VIE(ラ ヴィ)1923」(大阪市港区海岸通2、TEL 06-6573-3110)がオープンした。

2月のコース「Signature」の一部

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 1923(大正12)年に建てられた「大阪・築港赤レンガ倉庫」をリノベーションした同店。敷地内には、ハワイにあるステーキハウス「ハイズ」の国内唯一の姉妹店として2014年12月にオープンした「AKARENGA STEAK HOUSE(アカレンガ ステーキ ハウス)」や、クラシックカーミュージアム「GLION MUSEUM(ジーライオン ミュージアム)」が並ぶ。運営は輸入車・国産車の正規ディーラー業務、中古車買い取り・販売業務などを展開する「GLION(ジーライオン)グループ」(兵庫県神戸市)が手掛ける。

 内装はカラフルな小物やテキスタイル、デザイナーズ家具などを取り入れており、高級感を残しつつもポップな雰囲気に仕上げた。40席を設けるほか、カーテンで仕切られた半個室(室料=1,000円、税・サービス料別)も用意する。

 ディナータイムは小西雄司シェフが手掛ける1万800円のコース料理のみ提供。「見て楽しませること」をコンセプトにしており、客自身が手を加えて完成させるものや動きのあるものを取り入れる。旬な和の食材をフレンチの技法で調理し、「大寒」「夏前の梅雨」など日本の四季を7回に分けて表現する。小西シェフは「素材の土壌を合わせたり、四季の思い出を掛け合わせたりして料理を考えている」と話す。

 メインターゲットは30代前半で、同ミュージアムに来た人や、外国人観光客の利用も見込む。広報の江村正規さんは「万博開催でこれから盛り上がる地域なので、日本のおもてなしを体現する迎賓館としての役割も果たしていきたい」と意気込む。オープンからの反響について市川峻平マネジャーは「ステーキハウスの客や口コミから広がり好調。1カ月たたないうちに3回リピートした客もいた」と話す。

 営業時間はランチ=10時30分~15時、カフェ=10時30分~16時、ディナー=17時30分~22時30分。ランチ・カフェは月曜定休、ディナーは火曜定休。

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