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海遊館で「顔博×デコスイーツ」 魚の顔をスイーツで再現

夢中でデコスイーツ作りに挑戦する参加者の船生亮磨くん

夢中でデコスイーツ作りに挑戦する参加者の船生亮磨くん

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 海遊館(大阪市港区海岸通1、TEL 06-6576-5501)で7月28日、魚の顔をスイーツで再現する夏の特別企画「夏休み!こどもパティシエで自由研究!『顔博×デコスイーツ』体験講座」の第1回目が開催された。

真剣に魚の顔を観察する様子

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 洋生菓子を製造・販売するモンテール(東京都足立区)と同館が夏休みの自由研究向けに共催する同企画。同館と企業とのコラボレーションは初めて。小学生とその保護者を対象に、公募で当選した7組15人の親子が参加した。

  参加者は、顔が特徴のある魚にスポットを当てた企画展「顔博」を中心にスケッチブックを手に観察。分厚い唇ととげのある肌を持つ「フサギンポ」や、岩のような見た目をした「オニダルマオコゼ」など、特徴的な魚を親子で真剣にスケッチする様子が見られた。

 観察後はレクチャールームでエプロンとコック帽をかぶり、パティシエ山口実咲さんの指導の下、デコスイーツを創作。「フサギンポ」の唇をホイップクリーム、とげのある肌を金平糖で表現するなど、シュークリームやエクレアに観察した魚の顔をデコレーションした。独自の発想で魚の顔を描く子どもたちに、山口さんは「アレンジ力が高い。オリジナル作品がどんどん出てきて面白い」と感心した様子を見せた。

 同館広報の村上寛之さんは「水族館とスイーツという初めての試みに不安があったが、子どもらが真剣に観察し、楽しそうにスイーツを作ってくれてうれしい。記憶に残るイベントになったのでは」と振り返る。

 次回は8月24日に開催予定。

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