展覧会「ONE PIECE EMOTION」が11月8日、大阪南港ATCギャラリー(大阪市住之江区南港北2)で始まった。
テレビアニメ「ONE PIECE」は、1997(平成9)年7月から漫画家・尾田栄一郎さんが「週刊少年ジャンプ」で連載している漫画作品が原作で、単行本の累計発行部数は5億部を超える。テレビアニメ放送開始25周年を記念する同展は、東京を皮切りに熊本、三重などを巡回し、大阪で5会場目となる。
会場は4つのエリアで構成する。展示の目玉は、来年4月から放送予定のシリーズ「エルバフ編」の衣装を着用した主人公ルフィのフィギュアで、大阪会場で初お披露目となる。「TVアニメ『ONE PIECE』25周年エリア」では、作中に登場するキャラクターのフィギュア10体やアニメシーンのイラスト約90点を展示する。「ワノ国編エリア」では、アクションシーンのために作成した400枚以上のイラストを展示するほか、声優の演技をヘッドホンで聞くことができるブースも用意する。土曜・日曜・祝日限定でトナカイのキャラクター「チョッパー」のグリーティングも行う。
物販コーナーでは、展覧会のタペストリー(2,800円)やマグカップ(1,500円)、キャラクターを描いたトートバッグ(2,500円)など約100種類のグッズを販売する。
7日に開催されたメディア向け内覧会には、ワンピース好きを公言するタレントの佐々木久美さんが来場。佐々木さんは「ヘッドホンを使って声優の演技を聴けるブースがおすすめ。ファンだったら一日中いられるほど充実した展示となっている。多くの方に楽しんでほしい」と話す。
開館時間は10時~17時。入場無料。今月30日まで。