15カ国以上の料理を提供するビュッフェが現在、グランドプリンスホテル大阪ベイ（大阪市住之江区南港北1）1階「ザ・カフェ」開催されている。

シェフが目の前でスライスする自家製ローストビーフ

　大阪・関西万博会場の夢洲に隣接する同ホテル。万博開催にちなみ、3月からその国ならではの郷土料理や伝統料理を提供する「ワールドフェア」を開催してきた。万博が10月13日に閉幕することから、「World Buffet Gourmet Journey - 世界の美食旅」と題して今回は、世界15カ国以上のフードとスイーツを用意し、同フェアの最終回とする。

　フードは、イギリスの伝統料理「フィッシュ＆チップス」、主にビーツを使うロシア料理「ボルシチ」、豆腐やのりを使ったカンボジアのスープ料理「ソムローチ」、トルコ名物の「サバサンド」、中華点心3種類などを用意。シェフが目の前で調理するライブキッチンでは、ホースラディッシュソースとチリソースの2種類を用意するローストビーフのほか、タイを代表するスープ「トムヤムクン」をベースにベトナムの麺料理「フォー」の麺を合わせた「トムヤムフォー」などを提供する。

　スイーツは、フランス伝統のチョコレートケーキ「ガトーオペラ」や、香港由来の「マンゴープリン」、米国由来の「ニューヨークチーズケーキ」などをそろえる。ブラジル由来の「アサイーボウル」は用意するバナナやキウイなどフルーツのほか、グラノーラやココナツなどを好みのアレンジで作ってもらう。

　同ホテルマーケティングコミュニケーションズマネジャーの久保知輝さんは「各国の主役級の料理を集めた好奇心をくすぐるラインアップ。カジュアルに心ゆくまで料理を堪能してもらえれば」と話す。

　開催時間は、ランチ＝12時～14時30分、ディナー＝17時30分～21時30分。料金は、大人4,200円～（ディナーは5,400円～）、子ども（6～12歳）＝2,100円～（同2,700円～）。10月17日まで。