
ホテル「ドーセット バイ アゴーラ 大阪堺」(堺市堺区大浜北町3)が3月25日、南海本線堺駅近くのリゾート複合施設「ポルトマーレ」内に開業した。
香港のホテルグループ「ドーセット・ホスピタリティ・インターナショナル」と日本国内でホテルを展開する「アゴーラ ホスピタリティーズ」による初のダブルブランドホテル。ドーセットブランドとしては、今回が日本初出店となる。施設は11階建てで、堺旧港を望む場所にある。
客室は2階から11階に321室を設ける。室内は「堺の自然」をテーマに、木目や白、グリーンを基調に展開。目玉は、広さ約43平方メートルで港の景色を一望できる「ウォーターフロント プレミアスイート」。このほか、広さ約26平方メートルの「デラックスツイン」や最大3人宿泊できる広さ約43平方メートルの「ドーセットスイート」など9タイプをそろえる。
2階には海側のテラス席を備えたレストランを、1階には広さ約80平方メートルのミーティングルームとフロントを、それぞれ設ける。
21日に開かれたセレモニーに登壇したアゴーラ ホスピタリティのセン・ソ・ヘイ社長は「客室数は堺市内のホテルの中で最も多い。堺の文化発信と経済発展を目標に、従業員一丸とお客様をお迎えしたい」と話す。
宿泊料金は1室1泊1万4,400円から。