
「第10回和酒フェス@大阪ベイタワー」が4月12日・13日、弁天町の大阪ベイタワー(大阪市港区弁天1)2階アトリウム広場で開催される。
全国各地の酒蔵を紹介する同イベント。毎年4月と11月の年2回開催していたが、好評を受け昨年は7月にも開催。以来、春・夏・秋の年3回に増やして開催している。チケットは前売りで完売する人気ぶりを見せ、前回は2日間で1600人以上が来場した。
10度目となる今回は、全国28蔵140種類以上の日本酒をそろえ、プラスチック製のちょこに蔵元自らが日本酒を注ぎ提供する。初出店は、「美酒爛漫(びしゅらんまん)」の秋田銘醸(秋田県)、「〆張鶴(しめはりつる)」の宮尾酒造(新潟県)など。国内外の鑑評会、品評会などで受賞歴をもつという「米鶴」の米鶴酒造(山形県)、「天領(てんりょう)」の天領酒造(岐阜県)、「日本魂(やまとだましい)」の江井ヶ嶋酒造(兵庫県)も出店する。
利き酒できる和酒は一部即売するほか、旬の食材を使った料理や地方の特産品などを提供するフードブースも用意する。会場にはステージも設置し、1日目は書道家と和楽器演奏がコラボレーションした特別パフォーマンスを披露し、2日目は和楽器とコンピューター音楽を掛け合わせた演奏を楽しめる。
同イベント実行委員長の日下部耐史さんは「会場となる『弁天町』は、大阪・関西万博の重要拠点の一つであり、開催日は万博の開会式と重なる特別な日。世界が日本に注目するこの機会に日本酒の奥深い魅力と日本文化のすばらしさを存分に楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は、12時~14時10分、15時~17時10分。定員は各回400人。前売り料金は3,300円。