
2025年大阪・関西万博の開会式が行われるEXPOホール「シャインハット」(大阪市此花区夢洲)の内部が2月25日、報道陣に公開された。
黄金に輝く円形の大屋根が特徴の同ホール。音楽ライブ、能楽や歌舞伎などの伝統芸能、「徹子の部屋」や「全日本仮装大賞」のテレビ番組の公開収録など、現時点で約100のイベント開催を予定する。
延べ床面積は8400平方メートル。波打つ布で覆われた壁や客席など白を基調としたホールの天井高は約15メートル。客席は、直径18メートルの円形舞台を囲むように階段状に約1900席を配置し、舞台と客席の一体感を演出する。会期中、日没後は外壁面にプロジェクションマッピングを投影するショーを毎日開催する。
同万博催事企画プロデューサーの小橋賢児さんは「(会期の)184日の間、イベント会場でどんな物語が繰り広げられるのか想像するとワクワクする。外も中もシンプルなデザインだからこそ、コンテンツによって全然違う空間に変わるのがシャインハットの素晴らしさ」と話す。